2020/01/28
今年はベートーヴェン生誕250周年ということもあり
クラシック界ではベートーヴェンがより盛んに演奏される年になりますね。
ピアノソナタを弾くとき、どこの出版社の楽譜を使えばいいのか・・・
これはバッハやショパンを弾くときにも考えることですよね。
ベートーヴェンのピアノソナタ(ヴァイオリンソナタやチェロソナタもかも)に関して言えば
ヘンレ版一択のような気もするのですが・・・・
ベートーヴェンの権威、シュナーベル版も評判がいいですし、
バルセロナ留学時代のアメリカ人の友だちは、
クラウディオアラウ校訂のペータース版を使っていました。
他にも、ウィーン原典版やベーレンライター、
imslpを見ると、ハンスフォンビューロー版や
アルフレッドカゼッラ版なんかもありますね。ちょっとマニアックか?
僕はと言うと、最初は値段の安さから全音から始まって
やはりヘンレ版をピアノの先生に薦められそれを長年使っていました。
去年1年は熱情ソナタばかりを弾きましたが
ヘンレ版をちらちら見つつ、
春秋社から出ている園田高弘校訂版を使っていました。
これが今のお気に入りです。
この版のいいところ、
①1曲1曲での販売のため持ち運びが楽。
②ペダルの指示がとても細かい。
③楽譜の割り振りがゆったりで見やすい。
特に②のペダルの指示は
ゆっくり踏む、ゆっくり離す、連続して踏み変える等
とても細かく勉強になります。
ただ音大の先生のレッスンに持っていくには向いてないですねw
あと、1曲1曲出ているため全部そろえると
なかなかの金額になってしまいますね・・・
全集は出ているのか・・・?
お試し下さい!