2020/02/25
僕が通っていた桐朋学園には図書館があって、
文字通りあしげく通っていました。
品揃えはとにかくすごくて
たいていのクラシックの楽譜やCD、DVD、LD等
なんでもあるんです。
僕好みのマニアックな楽譜や音源もたくさんあって
とても刺激的で楽しい場所でした。
バルセロナ留学が決まる前から
モンポウの内なる印象や
グラナドスの演奏会用アレグロなんかを図書館で借りて
弾いたりしていました。
その時に、マニアックなCDも聴いてました。
その中の一つが、アルベニスの即興演奏です。
残ってるんです!!!そこはイベリアじゃないんかい、って
ツッコみたくもなりますが、イベリアを作曲した時は
体調が悪かったのでしょう。
話を戻しますが、
アルベニスの即興演奏が蝋管録音で残っていて
それがCD化されているんです。
(ウィキペディアによれば、アルベニスの即興演奏の音源が、
世界最古の即興演奏の音源だそうです)
最初にその音源を聞いたときは興奮しましたね~!
即興でこんなかっこいい演奏ができるなんて!
ただ、録音が古いので雑音が多いのも事実。
ちょっと弾いてみたいと思ったけど、自分で譜面に起こすガッツはありあせんでした。
それから20数年たって
最大手ヘンレ社から
アルベニス即興演奏の楽譜が出版されました。
最初それを知ったときは、
「マニアックだな~」と、笑ってしまいましたが・・・
やっぱり弾きたいんで
明日図書館に行って借りようと思いますww
卒業後もちょくちょく図書館に行って楽譜を借りています。
最近はネットで楽譜が手に入る時代になりましたが
(IMSLP このサイトにとてもお世話になってます。)
ネットになくて、桐朋の図書館にはあるものもたくさんあります。
これからもお世話になります。