バッハ 3声シンフォニア11番

2020/03/08

大人の生徒さんで

3声のシンフォニアに取り組んでいる方がいます。

2声インベンションを全曲終わり、

3声シンフォニアへ。

難易度がメチャクチャ上がりますw

2声は、1声右手、もう1声左手で弾けますが、

3声になったらさらにもう1声を右手と左手の1.2.3の指(親指、人差し指、中指)で

弾かなくてはいけません。(もちろん例外もあります)

生徒さんにいつもやってもらっている練習法がありまして

まずバス、3声の一番低い声部を強く弾いてもらい

他の声部は出来るだけ小さく弾きます。

次に一番高いパート、最後に内声だけを強く弾いてもらいます。

これ、まあまあしんどい練習法ですwちょっとピアノが嫌いになりますw

でもこれがいい練習になるんです。

この声部がこんなこと言ってるのかぁと

発見があります。

今生徒さんが弾いている11番。

シンフォニアの中ではそこまで難易度は高くないかもしれない、

弾きやすくて綺麗な曲です。

内声の動きがそこまでキレイではない??

でも、内声を際立たせて弾くのはとても難しいです。

そして、内声は音楽的にとても大事な役目を果たしています。

これがないと和声が進行していかないでしょう。

ちょうど合唱で言うところの

アルトのパートみたい。

 

皆様もこの練習法を是非やってみてください。