2021/01/30
モーツァルトのソナタを弾いているので
楽譜をいろいろ物色しています。
出版社によってまぁまぁ違うんです。
モーツァルトの楽譜で特徴的なのが、
前打音とストローク。
原典版、となっている楽譜はそのまま書いてありますが、
現代風の表記だと、
もう前打音ではなくて、普通の16分音符で書かれていたり、
ストロークがスタッカートで書かれています。
https://core.ac.uk/download/pdf/144252639.pdf
ベートーベンのソナタは、園田高弘版がお気に入りですが、https://www.shunotaki.com/blog/168
モーツァルトのソナタは出ていないみたいです。。
自筆譜
どんな作品もこれが元になっています。
モーツァルトの自筆譜は、書き直しがなく、
自筆譜にしてはかなり見やすい方です。
たまーに見てます。
べーレンライター
余計なことがなにも書いていない、原典版です。
ただ、いつも思うのは、
情報量が少なくて、使いにくいない?
これだったら自筆譜と変わらない、でもそこが売り?
ヘンレ
キレイな字体で人気ありますね、これも原典版です。
ただいつも思うのは、
指使いが好みじゃないんだな~・・・
音楽の友ニューエディション
自筆譜に基づいた楽譜に
校訂者の校訂が、うすく書いてある楽譜です。
モーツァルトのソナタは、たいだい1巻2巻と
分厚くなっていますが、
この版はソナタが3曲づつ入っているため
持ち運びが楽ちんな楽譜かもしれません。
ペータース
原典版、プラスαフレージングや指使いが
いろいろ書いてあります。
バルセロナ留学時代も
あらゆる作品で、ペータースがいい!と
言われていました。
モーツァルトも使いやすくていいですね!
全音(モーツァルトピアノソナタ全集)
ベーレンライターに近い原典版です。
日本の出版社なのでコスパがいいですね。
シーマー
いろいろ現代風表記の楽譜です。
とても見やすいですが、音がちょっと違う箇所も・・・
全音(モーツァルトピアノソナタアルバム)
全音は、同じ作品でもいろいろな校訂があります。
表紙のデザインがまったく同じなので
ややこしいです(笑)
このソナタアルバムは、
ソナタが順番通りに並んでいません。
校訂者は誰だったか?
全音は、音符を小さくギュッと書いてあり、
少ないページにたくさん音符が書いてあります。
ブライトコプフウントヘルテル
老舗の出版社。バッハが有名ですか?
現代風の表記です。
全音同様、少ないページにたくさん音符が書いてあります。
今は、ペータースを見ながら
ブライトコプフウントヘルテルを使っています。
それにしても、いろいろ見たな~!
あとは練習します。